映画「KAPPEI カッペイ」ネタバレなし感想:本気でバカをやれる大人はカッコいい!!

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この記事では、映画「KAPPEI カッペイ」について、公式サイトからの情報を紹介した上で、私の感想を記載しています。新たに本映画を鑑賞する人が増えてほしいというのが本記事の目的であり、ネタバレは記載しておりません。

目次

あらすじ

1999年7月に世界が滅亡するというノストラダムスの大予言を信じ、乱世の救世主となるべく、人里離れた地で、殺人拳・無戒殺風拳(むかいさっぷうけん)の修行に人生を捧げてきた男・勝平(伊藤英明)。

だが、世界が滅亡する気配など一向に感じられないまま、師範(古田新太)から突如「解散」を命じられた終末の戦士たちは、それぞれ東京の地へと流れ着く。

右も左もわからぬ大都会で、気弱な大学生・啓太(西畑大吾)を助けたことをきっかけに、天真爛漫な女子大生・山瀬ハル(上白石萌歌)と出会い、人生で初めて“恋”を知る勝平。

そんな勝平の前に、かつてともに修行に明けくれた、守(大貫勇輔)・正義(山本耕史)・英雄(小澤征悦)ら最強の漢(オトコ)たちも現れて…。

引用元:映画『KAPPEI カッペイ』公式サイト

予告編

ネタバレなし感想

70年代生まれが創り出した「北斗の拳」リスペクト!!

「北斗の拳」あえて語る必要もない超有名漫画ですね。

私たち1970年代世代男性にとっては、必須科目といってもいい作品です。

アニメも大ヒットで、私なんて小学校の運動会のダンスが「愛を取り戻せ」でしたからね。

あの「YouはShock」の歌です。

今でも何となく振り付け覚えていますもの。

そして、本映画も原作は漫画で、「KAPPEI」という作品です。

漫画を少し拝見したのですが、作者の若杉公徳さんについてウィキペディアで調べてみると、1975年生まれの方でした。

私も75年生まれです。

やはり同じ時代に「北斗の拳」に熱狂した人が生み出したんだなと、勝手に連帯感を感じておりました。

そして、話はここで終わりません。

もしやと思って、さらに調べてみると、本映画の平野隆監督は1974年生まれ、伊藤英明さん1975年まれ、山本耕史さん1976年生まれ、小澤征悦さん1974年生まれ。

そう、みんな同じ時代を生きていた。

「北斗の拳」大流行時に小学生から中学生の多感な時期を過ごしていたんです。

友達同士で秘孔を突き合った、人に見られないようにこっそりと鏡の前で百裂拳の練習をしてみた、あの時代ですよ。

「北斗の拳」リスペクト!!

そんな同世代が集まってできた作品が熱くないわけがない

本気でバカをやれる大人はカッコいい!!

と書くと、バトルもの?と思われるかもしれませんが、本映画はコメディ映画です。

ですが、この熱き70年代の皆さんを中心とした俳優陣の方々は、微塵たりともウケ狙いの演技を見せることがありません。

もし私が出演者ならば、え?これですか?そうですか……これを着るんですか……と心の中で葛藤を生んだに違いない独特の衣装。

それを身にまといながら、真剣に、彼らは終末の拳士になりきっているのです。

大まじめです。

数々のバトルシーン、ダンスシーン、本気です、熱いです。

真剣だからこそ生まれる笑いと言えばいいのでしょうか。

映画全編を通して伝わる本気のバカ。

皆さんも思うはずです。

本気でバカをやれる大人はカッコいい!!

映画「KAPPEI カッペイ」おすすめです。

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