映画「トップガン マーヴェリック」ネタバレなし感想:新しさを楽しみながら、あの頃を懐かしみながら

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この記事では、映画「トップガン マーヴェリック」について、公式サイト公式Xからの情報を紹介した上で、私の感想を記載しています。新たに本映画を鑑賞する人が増えてほしいというのが本記事の目的であり、ネタバレは記載しておりません。

目次

あらすじ

アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。
かつてない世界の危機を回避する、絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。
ミッション達成のため、チームに加わったのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格で組織から追いやられた“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。
なぜ彼は、新世代トップガンとともにこのミッションに命を懸けるのか?
タイムリミットは、すぐそこに迫っていた——。

引用元:映画「トップガン マーヴェリック」公式サイト

予告編

ネタバレなし感想

36年経っても主役が務まる存在感

前作「トップガン」は1986年公開、今作は2022年公開です。36年ぶりの続編となります。

撮影時期によって数年の違いはあるでしょうが、それでも30年以上経っています。

よくあるパターンであれば、ここまで長い年月が経っていると、前作主人公は新主人公の憧れ的なポジションとか、物語に絡まず、ファンサービス的にカメオ出演とかそんな役割になりがちなんじゃないでしょうか。

でも、今作は主人公は変わらず、トム・クルーズさんです。圧倒的な存在感なんです。

開始数分観るだけで、前作と変わらないエネルギッシュで魅力に溢れたマーヴェリックが感じられます。

何十年と、マーヴェリックは走り続けてきたんだ!とアラフィフ世代の筆者のテンションは上がりまくっていきます。

新しさを楽しみながら、あの頃を懐かしみながら

マーヴェリックの際立つ存在感に加え、衝突しつつも、若いパイロットたちを守り育てる温かさ、年月を経た重みも加わって、ただただ格好いいんです。

時代も変わり、搭乗機も最新鋭。迫力満点の映像で、これでもかと空戦が繰り広げられます。

そして、マーヴェリックに負けてたまるかと奮起する若いパイロットたちも、かつてのマーヴェリック達と同様に個性的なメンツが揃い、衝突・競争・友情が入り混じってストーリーが進んでいきます。

そんな新しさを楽しむ、本作で初めてトップガンに触れる人も当たり前に物語に引き込まれ、楽しめることでしょう。

それに加え、やっぱり筆者たちアラフィフ世代にとっては、懐かしさ、これにつきます。

要所要所に頻繁に映し出される前作のシーン、前作をオマージュとした演出、これはね、アラフィフ以上の世代を泣かせに来てますよ、本当に。

そしてそんなシーンは映画自体を楽しむだけではなく、あの当時を思い出させてくれるんです。

筆者は前作公開時はまだ小学生で、父がレンタルビデオ店で借りてきたVHSで鑑賞しました。当時はバブルの始まりの時代。

筆者は子供で、バブル経済なるものを実感することはなかったんですが、当時の大人にとっては明るい時代だったことでしょう。

私も子供なりに当時問題も抱えてはいたんでしょうが、思い出補正もあって、今から考えれば楽しかったことばかり。

36年ぶりの新作を見て、映画を楽しみながら、前作を見た当時の自分や、まだ元気だった両親や祖父母のことも思い出す。そんな懐かしさも楽しめる映画です。

そして、本作を見てすぐに続けて前作を鑑賞、これだよこれ、カッコいいよなと、独り言が続いたのは筆者だけではないはずです。

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